Japanese / English

『北日本の食と食文化の魅力発信「海の幸 青森プラッター」』開催

2015年11月19日

 弘前大学食料科学研究所では,11月19日(木),青函圏の産学官金の関係者ら80名を対象に,青森市文化観光交流施設ねぶたの家 ワ・ラッセにおいて『北日本の食と食文化の魅力発信「海の幸 青森プラッター」』を開催しました。

同研究所では,津軽海峡交流圏を核とした北日本の食を移出・輸出し外貨を稼ぐ「北日本食の成長戦略」を提案し,北日本の食の高付加価値化を目指し,機能性に関する研究を行うとともに,文系,理系,芸術系を融合した統合食料科学の創出による食の総合プロデュースを目指した取り組みを行っています。

平成28年3月の北海道新幹線開業を控え,津軽海峡交流圏では様々な取り組みが始められており,同研究所では,水産資源の高付加価値化を通じた地域経済の活性化の取り組みの一環として「津軽海峡グルメコリドール(食通回廊)構想」を掲げ,食の津軽海峡周遊コースの一旦を担うものとして,青森市及び青森県内各地で漁獲された魚介類を「海の幸 青森プラッター」として新たに提案し,食と観光による外貨獲得を目指す社会実装研究として実施したものです。

講演会では,同研究所福田准教授による「津軽海峡グルメコリドール構想」の趣旨説明に続き,株式会社fun function代表取締役の合掌智宏 氏から「目立たぬご当地をブランドに!」,深浦マグロ料理推進協議会事務局長の鈴木マグロー氏から『デビューから2年4か月で10万食! ~5.6億円の経済効果を生み出した「深浦マグステ丼」の取り組み~』と題した講演が行われ,地域食材の魅力とブランド化に向けた取り組みに関する講演を通じて,食の総合プロデュースの必要性や重要性の理解を深めました。続いて,和洋構成ユニット白神による「青森の四季と食材」と題した,青森の四季の映像と津軽三味線を中心に和洋のコラボした演奏が行われ,参加者らは地域の文化・伝統の魅力に耳を傾けました。

試食会では,プラッター料理に合わせ当研究所と県内のワイナリー及び酒造会社と共同開発したスパークリングワイン及びスパークリング酒と,ホタテやマグロなど青森近海で捕れた海産物を銀の皿にクラッシュアイスを盛って装飾されたプラッター料理を試食し,参加者らは食の総合的(味・環境・情報・人など)な魅せ方を五感で体験しました。

同研究所では今後,高度で先端的な基礎研究を通じた食料科学領域の学術拠点の形成を進めると共に,「Farm to Table(生産現場から食卓へ)」をキーワードとして,食材の商品開発,輸送方法,レストラン経営なども含めた食の総合プロデュースによる地域貢献活動を進める予定です。

「海の幸 青森プラッター」のお披露目

右から嵯峨弘大食料研所長,佐藤弘大学長,鹿内青森市長,野又函館短大付設調理製菓専門学校長

和洋構成ユニット白神による「青森の四季と食材」の演奏

青森県産食材を使用した「海の幸 青森プラッター」

 

更新記事カテゴリー

刊行物のご案内